〔065〕三草山 (424m)

2009年03月15日


兵庫100山に戻る

兵庫県加東市
兵庫県内では三草山は好きな山であり、過去3回登っているが畑コースから登ったことがないので、
今回チャレンジしてみる。 合せて昭和池の水位が4月開幕に間に合うのかも見に行く都合があった。
Road Map :社町からデカンショ街道に入り、東条湖に向かい、途中から畑に向かう。
Route Map:畑登山口から三草山山頂を目指し、左周りに昭和池を周回する。
標高差:308m
兵庫100山』   もう一つの登山口から登ってみた。
三草山山頂まで33分、左回りに周回で3時間40分
畑登山口 畑コース分岐 三草山 昭和池堰堤 鹿野コース分岐 畑コース分岐 畑登山口
8:16 8:45 8:49 9:50 10:24 11:26 11:56
途中にあった掲示板
意外だったのは ”畑登山口”まで広い道路が通っていたこと。登山口には10台程停められる駐車場があった。
道路を挟んで反対側の ”口池”側にも20台程停められる広い駐車場があり、簡易トイレもあった。 この時は ”口池”の向こうに巨大な寺院が建設されているのに気付かなかった。
8時16分、畑登山口の鳥居を潜り歩き始める。
駐車場にあった ”三草山”の説明板。
展望はほとんど利かない道であるが、雑木林なので
雰囲気は良い。 道は相変らず穏やかに登っていく。
畑コースは整備された階段道から始まり、
穏やかに登っていく。
荷籠谷一帯に広がる巨大で数多くの寺院が見えた。 映画に出てくる様なスケールの大きさだ。 この時点では建設中とは知らず、下山後に見に行こうと思っていた。
標高を稼いでいくと所々に展望を得る横道が見られる様になり、覗いてみるとこの周辺には似使わない巨大な寺院が見えた。 その後は何度も寺院を観察することになる。
急な登りも無く29分で ”鹿野コース”出合いに着く。
ここから先はこれまでに歩いた道となる。
この表示を見ても畑コースの短さが判る。 距離が短いと急登になるのが普通であるが、急登箇所は無かった。
33分で ”三草山”(424m)に着く。 畑コースは
”三草山”の山頂に立つにはもっとも簡便な道であるが、面白みは何も無かった。
気温12℃、天気最高、”白髪岳”等の周辺の山々が見渡せるが
春霞(黄砂)で見通しはよろしくなかった。
記憶では樹木が茂り山頂からの展望はよろしくなかったはずであるが、樹木が伐採されておりすこぶる展望が良くなっていた。 肉眼では見えている ”六甲山”は写真には載っていない。 最近の雨で昭和池の水位も随分上がっていた。
山頂では休息することなく下山を始める。
”桶居山”によく似た山容は359mのピークである。
このコースの名前が判らないので表コースとしておく。
終始展望の良い表コース往復が三草山ハイキングには
もっとも良いと思う。
下山途中から ”三草山”を振り返る。 ここから見ても
山頂の樹木が伐採されているのが判る。 ハイカーに取っては嬉しい配慮だ。
表コースは4ヶ所の小さなピークがあり、縦走感を楽しめる。
下山中に見た ”昭和池”の全景。 この後、昭和池を半周して正面の谷間から ”鹿野コース”を辿る。
いつもなら林道に下りて東屋のある三草山登山口に向かうのであるが、山越えの道があったので入ってみる。踏跡はしっかりしており多くのハイカーが利用している様だ。 193mのピークからは展望を得られなかったが、下山中に開けた箇所があり、昭和池の堰堤と登山口の東屋が望めた。 踏跡は東屋に続いていたが、
昭和池の堰堤に向かう。
堰堤を渡り、下って来た ”193mピーク”を振り返る。
今日の目的は昭和池の水位チェック。 2月7日には延長スロープも使い物にならない程、水位が下がっていたが、このところの雨でリフターが使えるほどに水位が回復していた。 昭和池開幕は4月1日であるが、初走航は水が温かくなった5月からとしたい。
昭和池には流れ込む川が無い。 頼りは雨水と雨後の俄か沢水だけである。 雨水頼りなので大雨後は枯葉、枯れ木も一緒に流入しゴミが
沢山浮くことなる。 ジェットスキーにとって浮遊ゴミは天敵であり、ジェットポンプに噛み込んだり、冷却水入口を詰まらせたりする。
しかし、開幕までにはまだ時間があり、例年の様にゴミは沈んでくれて綺麗な水に戻るだろう。
池周りの道からジェットスキー管理小屋と
”数曽寺”の山を見る。
昭和池周りの道はフラットで散策道としては雰囲気が良い。
昭和池から離れて峠道に入るが、ここも穏やかな道であり、息を切らすことはなかった。
パノラマで写す程のことは無い、 ”鹿野コース”出合横にある大きな溜池。
ヘアーピンカーブの様にUターンして
”鹿野コース”に入る。
”鹿野コース”も歩き易い良いコースであるが、
展望の良さでは ”表コース”に及ばない感じ。
”鹿野コース”登り途中から ”表コース”の尾根筋を見る。 左奥の荒々しい山塊は数曽寺の山。
過去2回探した ”天狗岩”は、もう探す気無し。 有力情報が得られれば探しに行きます。
畑コース分岐手前から三草山を見ると沢山の子供がは
しゃいでいた。 下山途中で、このガキンチョにゴボ
ウ抜きにされた。
3時間10分にて ”畑コース”分岐に戻る。
ここから山頂までは150m、4分程の距離、
”三草山”を2回登ったことになる。3時間40分で
”三草山”、 昭和池周回を終える。
下山後、巨大な寺院を見に行くが建設中であり、警備員が中には入らせてくれなかった。
入口山門を見るだけでもこの大きさ。 ウィキペディアで調べるとギネス級の石灯篭、
鬼瓦を含め凄い建造物らしい。 この不景気にこれだけの物を建造出来る宗教の力には恐れ入る。 完成後には是非、見物させて貰いたいものだ。
三草山は表コース往復がお奨め
  尾根筋歩きで展望が良く、小さく登り下りが多く縦走感が味わえる表コースがお奨めです。
畑コースは30分程で山頂に立てるが見所無く面白みには欠ける感じがする。 それに巨大寺院が完成すれば参拝者で登山口まで寄り付けられない可能性が大である。 畑登山口から登られるなら今の内ですよ。
みくさやま